2018年7月にプロ野球史上79人目のノーヒットノーランを達成した山口俊(やまぐちしゅん)投手。
暴投やデッドボールが多いため、メディアに否定的な評価もされたこともありましたが、見事に快挙を成し遂げました。
ベースターズで11年所属し、2017年からは巨人に移籍。
そんな山口俊投手の年俸の推移について調べました。
山口俊の年俸情報
山口俊投手の年俸推移は以下の通りです。
年度 | 推定年俸 | 球団 |
2006年 | 870万円 | 横浜ベイスターズ |
2007年 | 950万円 | |
2008年 | 880万円 | |
2009年 | 1000万円 | |
2010年 | 3000万円 | |
2011年 | 5400万円 | |
2012年 | 1億円 | |
2013年 | 1億円 | |
2014年 | 8000万円 | |
2015年 | 8000万円 | |
2016年 | 8000万円 | |
2017年 | 2億3000万円 | 読売ジャイアンツ |
2018年 | 2億3000万円 |
山口俊投手の最新の年俸は2億3000万円です(2018年度)
山口投手は大分県の強豪・柳ヶ浦高校(やなぎがうらこうこう)の出身。
甲子園にも出場し、MAX151キロのストレートを記録。
注目の投手でしたが、チームは初戦で敗れてしまいました。
勝ち進んでいたら、複数の球団からの指名が確実だったと思います。
ドラフト会議では横浜ベイスターズから高校生枠1位で指名されます。(年俸は870万円、契約金は9000万円)
プロ入り後、1年目、2年目は先発登板の機会がありましたが、思ったような成績は残せませんでした。
その後、中継ぎに転向。3年目はイニング数23と少ないものの、防御率0.76という結果を残しています。
4年目以降は、クローザー(抑え投手)を中心として51試合に登板。
1シーズン20〜30ものセーブをあげ、1億円プレーヤーになっています。
しかし、2013年以降は怪我と成績不振により二軍降格も何度か経験。
年俸も1億から8000万円にダウンしています。
FA権を取得した2016年には11勝5敗、防御率2.86という好成績を残したため、横浜も3年5億円以上の条件を提示しましたが、FA権を行使して巨人に移籍しています。
移籍後は、怪我の影響でなかなか登板できませんでしたが、初登板で継投によるノーヒットノーランを達成。(対ソフトバンクホークス戦)
山口投手は、6回まで無安打に抑えると、マシソンとカミネロも無安打に抑えて勝利しました。
これはセ・リーグ史上初の出来事だそうです。
続投による偉業で思い出すのは、2007年日本シリーズの中日ドラゴンズ対北海道日本ハムファイターズが浮かぶと思います。
8回まで完全試合を続けていたドラゴンズ・山井大介投手を交代させ、9回は岩瀬仁紀投手が投げました。
【関連記事】岩瀬仁紀の年俸の推移は?現在の最新の金額がいくらか調べて見た!
この試合で、山井 − 岩瀬の継投による完全試合を達成し、ドラゴンズは日本一に輝いています。
ノーヒットノーラン、完全試合状態での継投のプレッシャーは半端じゃないと思います。
山口投手の後を引き継いだマシソン投手とカミネロ投手も素晴らしいですよね。
山口投手は身長187cm、体重97kgとがたいが良く、MAX157キロのストレートを投げるピッチャー。
そんな山口投手の球種を見てみましょう!
山口俊の球種は?
山口投手は、
・ストレート
・フォーク
・スライダー
・カーブ
・シュート
を投げます。落差の大きい変化球を投げるのが特徴的です。
特にフォークボールの落差は大きいため、150キロ近いストレートで追い込み、落差のあるフォークを投げられたらバッターはなかなか打つのは難しいと思います。
コントロールの安定感が増したら、またノーヒットノーランを達成する可能性は高いですね!
まとめ
・山口俊投手の現在(2018年)の年俸は2億3000万円
・最高額は2億3000万円(2017年、2018年)
・ストレートの最速は157キロ
【ジャイアンツの関連記事】菅野智之(巨人)の年俸の推移は?現在の最新の金額はいくら?