横浜DeNAの守護神・山崎康晃(やまさきやすあき)投手。
1年目から新人最多セーブ数を記録する快挙を成し遂げ、ハマのクローザーに定着した投手です。
魔球のように落ちる速球も武器に持つ、守護神・山崎康晃投手の年俸の推移を調べました。
山崎康晃の年俸情報
山崎康晃投手の年俸推移は以下の通りです。
年度 | 推定年俸 |
2015年 | 1500万円 |
2016年 | 5000万円 |
2017年 | 8000万円 |
2018年 | 1億5000万円 |
山崎康晃投手の最新の年俸は1億5000万円です(2018年度)
4年目にして1億円突破したのは、横浜では現在コーチの川村丈夫(かわむらたけお)さんに次いで2人目の速さ。
プロ野球全体の4年目の歴代最高年俸は、ダルビッシュ有選手と大谷翔平選手の2億円が最多です。
また、球界全体で見ると、年俸1億円達成の最速は入団3年目です。
・高橋由伸(巨人)
・松坂大輔(西武)
→ 松坂大輔(中日)の年俸の推移は?現在の最新の金額はいくら?
・菅野智之(巨人)
・大谷翔平(日ハム)
この4名は、3年目で1億を突破しました。
その年俸の推移は以下の通りです。
選手名 | 1年目 | 2年目 | 3年目 |
高橋由伸 | 1300万円 | 4000万円 | 1億円 |
松坂大輔 | 1300万円 | 7000万円 | 1億円 |
菅野智之 | 1500万円 | 7000万円 | 1億1000万円 |
大谷翔平 | 1500万円 | 3000万円 | 1億円 |
ちなみに、プロ野球界での日本人最高年俸は、ハマの大魔神として活躍した佐々木主浩(ささきかずひろ)さんの6億5000万円です。
1年目から37のセーブを挙げ、新人最多セーブ記録を作った山崎投手は、「ハマの大魔神」にちなんで「小さな大魔神」とも呼ばれています。
クローザーの出番は、基本的には最終回のみです。
しかしチームの勝ちを託された場面ですので、重要な役割を担っています。
年俸が伸びるのも必然性があると思います。
横浜ベイスターズには、佐々木投手が作った45というセーブ記録があります。
8回までに、山崎投手が出場できるゲームの流れさえ作ることができれば、45という記録は超えると思います。
1年目からクローザーに定着したのはすごいことですが、異例でもないようです。
実は、横浜の前年のクローザーを務めたのは、同じく新人の三上朋也(みかみともや)投手でした。
三上投手が怪我で離脱したため、急遽クローザーに起用された山崎投手が期待以上の結果を残したため、クローザーへ定着しました。
三上投手は中継ぎへ移行しましたが、勝利の方程式の一角を担う存在です。
続いて、魔球とも言われる球を投げる山崎投手の球種について見てみましょう!
山崎康晃の球種は?
山崎投手は95%がストレートと言っても過言ではないほど、ストレートを投げます。
ストレートのMAXは153キロ。
そして、2種類のストレートを使い分けます。
それが、フォーシームとツーシームです。
フォーシームは一般的にストレートと呼ばれる速球。
縫い目とクロスする握りがフォーシームです。
ボールの回転を真正面から見ると、1回転で4つの縫い目が見えます。
一方でツーシームは、ボールの2本の縫い目に平行する形で握るのが基本です。
ただ、人差し指と中指の置き方は投手によって異なります。
縫い目に2本の指を乗せる投手もいれば、縫い目から若干横にずらして握る投手もいます。
ツーシームで投げると、ボールの後ろに大きな渦が発生します。
この渦がボールにブレーキを掛け、変化を起こしているようです。
通常のストレートと変わらないフォームで投げて、変化を起こさせる決め球としての役割があるため、ツーシームを使うピッチャーは近年増えてきているように思います。
本来は、そんなに大きな変化が起きる球ではありません。
しかし、山崎投手のツーシームは異常に落ちることで有名です。
その軌道は、フォークとも言われるほど。
MAX153キロのストレートと、140キロ台のフォークのような落ちるツーシームを使い分けます。
バッターボックスに立ったら、これ以上の変化を感じるはずなので、打ち崩すのは並大抵のことではないと思います^^;
まとめ
・山崎康晃投手の現在(2018年)の年俸は1億5000万円
・最高額は1億5000万円(2018年)
・ストレートの最速は153キロ