代打の切り札として長年活躍してきた巨人の亀井義行(かめいよしゆき)選手。
レギュラー争奪が難しいジャイアンツで、これまで代打を務めることが多かったですが、プロ14年目になって、復活を見せたベテランです。
イチローが評価するほどの強肩も持つ亀井義行(登録名:亀井善行)選手の年俸の推移を調べました。
亀井義行の年俸情報
亀井義行選手の年俸推移は以下の通りです。
年度 | 推定年俸 |
2005年 | 1500万円 |
2006年 | 1600万円 |
2007年 | 1700万円 |
2008年 | 1400万円 |
2009年 | 3000万円 |
2010年 | 6000万円 |
2011年 | 4200万円 |
2012年 | 4200万円 |
2013年 | 3800万円 |
2014年 | 4000万円 |
2015年 | 6000万円 |
2016年 | 7000万円 |
2017年 | 5000万円 |
2018年 | 5200万円 |
2019年 | 7000万円 |
亀井義行選手の最新の年俸は7000万円です(2019年度)
影の立役者、代打の切り札として巨人を支えてきたイメージの強い選手ではないでしょか。
実際、2005年の入団から2017年までの13年間で規定打席に到達したのは、2009年の一度だけです。
(規定打席は、チームの試合数(143〜146) × 3.1で計算)
2009年は開幕前のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で代表に選出されたことも好影響し、レギュラーを奪取。
この年の活躍が評価され、年俸は当時自己最高の6000万円にアップしています。
当然ながら来季もレギュラーに定着するのは確実でした。
しかし、打撃不振、度重なる怪我が続いた影響で出場機会は前年のほぼ半分まで激減。
打率も1割台に終わり、年俸は4200万円までダウンしました。
かつての巨人は、シーズン毎に外国人助っ人やら他球団の主力選手が、入れ替わり立ち替わり入ってくる状態でした。
3番・4番・5番を打っていたような選手がクビなんてことも珍しくなかったと思います。
ですから、代打が多かった亀井選手が14年も巨人にいたことは不思議な現象ではないでしょうか。
でも、これには理由があります。
それは亀井選手の守備力と走力、そしてチームへの忠誠心です。
亀井選手は球界トップクラスの肩を持つと評価され、あのイチローもチームメートとなったWBC代表で、亀井選手の肩を評価したと言われています。
こちらの動画を見れば亀井選手の強肩ぶりが分かると思います。
また、足も速いため、走・攻・守すべてにおいて託すことができる選手なのです。
通常、代打で出て出塁しても、「代走を出さなければいけない」、「守備を交代させなければいけない」というメンバー変更が必要になります。
しかし、亀井選手は出塁してもそのまま走者になり、守備も内外野どちらもこなせます。
ワンポイントの器用だけでなく、試合終了まで1人で任せられる選手というのは監督・コーチからするとありがたい存在だと思います。
そして亀井選手は、指示されたらどこでも守るし何番でも打ちます。
高いプライドを持たずチームに貢献している姿は、球団側から見たらかわいい存在なのではないでしょうか。
2018年は9年ぶりの規定打席に到達し、シーズン後半は5番を任せられるまでの復活を果たしました。
年齢は36歳とベテランですが、まだまだスタメン・レギュラーとして活躍が見逃せない選手です!
まとめ
・亀井義行選手の現在(2019年)の年俸は7000万円
・最高額は7000万円(2016年、2019年)
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