投げる哲学者という異名を持ち、頭が良いことでも知られる今永昇太(いまながしょうた)投手。
横浜DeNAの左投手陣の一角を担う投手です。
未来のエースとの期待も高い今永昇太投手の年俸の推移を調べました。
今永昇太の年俸情報
今永昇太投手の年俸推移は以下の通りです。
年度 | 推定年俸 |
2016年 | 1500万円 |
2017年 | 4000万円 |
2018年 | 8400万円 |
2019年 | 6700万円 |
今永昇太投手の最新の年俸は6700万円です(2019年度)
今永投手は、駒澤大学から横浜DeNAベイスターズに入団。
ベイスターズの単独1位指名です。
今永投手以外にも、ベイスターズはドラフトで、左投手を上位指名しています。
・石田健太(2014年・2位指名)
・濱口遥大(2016年・1位指名)
・東克樹(2017年・1位指名)
今永、石田、濱口、東、この4投手は先発ローテーションに入っています。
左投手をこれだけ先発ローテーションに持つ球団は横浜だけですが、デメリットはありません。
一般的に右打者に強いと言われる左投手を兼ね備えているのは大きな武器です。
ただ、2018年の横浜の投手陣は成績不振に陥っています。
ルーキーの東克樹(あずまかつき)投手が支えている形となっており、先輩投手陣の活躍がイマイチの状態・・・
今永投手も防御率7点台という痛々しい結果です。(8月30日時点)
1年目・2年目はドラフト1位としての期待以上の結果で、防御率2点台。
1試合に10奪三振以上取る場面も見られ、エースとしての期待感が高い投手でした。
おそらく、横浜のエースと言っても過言ではない存在だったと思います。
今永投手の武器は、空振りを取れるストレートです。
球速は130キロ台後半から140キロ台で、そこまで速い球ではありませんが、空振りをバンバンとります。
なぜ、あの球が打てない?と疑問視する声が多々見られるほどです。
その秘密は、ボールの回転数とリリースポイントにあると言われています。
今永投手の球は、初速と終速の差が少なく、打者から見ると体感速度が速い球に見えます。
ですから、ボールを打とうとした時には、既にキャッチャーミットにボールが収まっているという状態が起こるのです。
また、スリークォーターから角度のフォームで球を放つため、バッターからはタイミングが上手く取れないとも言わています。
数々の最年長記録を樹立した、元中日の山本昌さんは「いま、日本の左投手で一番空振りを取れる直球」と絶賛するほどです。
現状の今永投手の成績不振についてラミレス監督は、勝負に対する姿勢を指摘。
試合での気迫の足りなさを今永投手の課題に挙げています。
球界を代表する左投手としての期待度がかなり高い投手なので、今後の復活に注目です!
それでは、今永昇太投手の球種についても見てみましょう!
今永昇太の球種は?
今永投手は、
・ストレート
・スライダー
・カーブ
・チェンジアップ
を投げますが、ストレートの割合が半分で、3つの変化球をバランスよく織りまぜる投球スタイルです。
一番の武器はストレートで、MAXは150キロ。
通常は、130キロ後半から140キロ前半のストレートを投げます。
140キロに見えない投球フォームが、バッターを惑わせるとも言われており、逆に140キロを投げようとして意識すると、余計な力が入り打ちごろの球になってしまうとのこと。
そのため今永選手自身は、140キロを意識せず、力を抜いて投げることを心がけているそうです。
1、2年目は、結果を出して大幅な年俸アップを実現しましたが、1億円突破はおあずけとなるかもしれません。
まとめ
・今永昇太投手の現在(2019年)の年俸は6700万円
・最高額は8400万円(2018年)
・ストレートの最速は150キロ
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