ドラゴンズを牽引する選手であり、選手会の理事長も務めている大島洋平(おおしまようへい)選手。
トップバッターとしての役割以外にも下位打線が作ったチャンスを活かす役割も果たしてくれるドラゴンズに欠かせない選手です。
その大島洋平選手の年俸の推移について調べました。
大島洋平の年俸情報
大島洋平選手の年俸推移は以下の通りです。
年度 | 推定年俸 |
2010年 | 1200万円 |
2011年 | 1800万円 |
2012年 | 2500万円 |
2013年 | 7500万円 |
2014年 | 5625万円 |
2015年 | 7400万円 |
2016年 | 9000万円 |
2017年 | 1億5000万円 |
2018年 | 1億8000万円 |
2019年 | 1億8000万円 |
大島洋平選手の最新の年俸は1億8000万円です(2019年度)
大島選手は、社会人からプロ入団して9年目。
データを見ると、大幅アップではないものの、毎年着実に年俸アップしている印象があります。
3年目の2012年から7年目の2016年まで、毎シーズン140試合以上出場。(2017年は怪我で119試合)
1番バッターとして、ヒットを放ち盗塁も多数決めていますが、年俸はかなりシビアな評価だと思います。
大島選手自身、何度か契約更新を保留しています。
例えば2014年は、セ・リーグで打率4位、盗塁数はドラゴンズで1位、ゴールデングラブ賞を受賞しています。
しかし、シーズンオフの契約更新での提示額は7400万円。
これだけの活躍をしていながら、過小評価されています。
前年に落合・元監督が中日のGM(ゼネラルマネージャー)に就任して、選手のチームの年俸を削減した影響も大きいと思います。
落合GMとしては、そのシーズンの大島の守備に対して「今年の守備だったら、俺だったら使えない」と厳しい評価をしたと言われています。
また、2016年オフには1億を突破しましたが、この年も保留。
しかもFA権を取得していたため、他球団が大島獲得に乗り出し、大島選手も心が揺らいだそうです。
ここで仲介に入ったのは中日・森繁和監督です。
森監督は、大島選手を絶対に必要な選手として球団側に掛け合い、年俸アップを働きかけました。
その結果、1億8000万円にアップし、契約更新・中日残留が実現しています!
森監督は、野球関係者からの評判が良い人としても知られている人物。
首脳陣に好かれ、選手にも慕われています。
球団側との関係性が悪く、実力者なのに監督にならない名選手や、退陣に追い込まれる監督も多いので、双方に好印象の監督は珍しいのではないかと思います。
森監督じゃなかったら大島洋平選手がFA行使していた可能性があるので、この事からも人望が厚いことが伺えます。
大島選手自身、名古屋出身で小さい頃からドラゴンズが憧れの球団だったと言っているので、大島選手にとっても嬉しい結果になったはずです。
まとめ
・大島洋平選手の現在(2019年)の年俸は1億8000万円
・最高額は1億8000万円(2018年、2019年)
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