今の時代、何時であろうと好きな時間に好きな事ができます。
だから夜遅くまで楽しい時間を過ごす事ができますよね!
それにより、現代の国民病でもある「不眠」で睡眠時間が短くなっている人も多いと思います。
私達の身体は睡眠中に疲労回復や身体の機能を回復しています。
睡眠時間が短くなれば疲れが取れず身体の機能は低下してしまいます。
そして寝不足の状態が続くと一番先にダメージが現れるのが「髪の毛」なのです。
髪を生やす機能がストップする?
[adt]健康な人でも通常毎日80本程度も髪の毛が抜けています。
そんなに抜けているなんて驚きますよね。。。
こんなに抜けていたらハゲるでしょ!!と思ってしまいます。
しかし、ハゲないのには理由があるのです。
髪の毛の奥深くには、「毛母細胞」というものがあります。
毛母細胞は、酸素と栄養を受け取り細胞分裂を行います。
この細胞分裂が髪を作り成長させているんです。
だから、80本も抜けていても大丈夫と言うわけなんですね。
ですが、寝不足により身体の機能が低下すると一番先に機能がストップするのは髪の毛なんです。
機能がストップすると毛母細胞は分裂しなくなって、新しい髪が生えてこなくなります。
通常80本程度の髪の毛が抜けているのに、新しい髪が生えてこなくなったらどうなるか。。。
簡単に想像できますよね。
たかが寝不足、されど寝不足です。
健康的な髪の毛を作る毛母細胞の為にも、きちんと睡眠を取る事が必要です。
ゴールデンタイムが最高のヘアケア
髪の毛や身体のために、ただ寝れば良いという訳ではありません。
ゴールデンタイム22:00~2:00に熟睡している事が大切です。
この時間帯は、副交感神経が活発になり成長ホルモンの分泌が最も多くなります。
そして、入眠30分~3時間に成長ホルモンの分泌ピークが来て、徐々に分泌は少なくなります。
睡眠時間が短いとその分ピーク時間帯も短くなります。
成長ホルモンの量も減ってしまいます。
そして、ゴールデンタイムから逆算して睡眠の3時間前からは食事を避けるのが好ましいです。
寝る直前に食事をすると、寝ている間も胃腸は消化活動を続けなくてはなりません。
とは言え、寝る前の3時間食べないって個人的にはキツいです。
また、お風呂では、ぬるま湯にゆっくり浸かって深部体温を上昇させておきましょう。
深部体温が下がってくると同時に眠たくなってきます。
できれば、寝る1時間前からスマホやテレビは触らないのがオススメです。
見ないようにして白湯などを飲んだり、雑誌を読んだりして過ごしリラックスしてから就寝しましょう。
こうして毎日決まった時間帯に眠る事を続けると、身体が睡眠の準備をしやすくなります。
慣れるまでは入眠に時間がかかってしまうかもしれませんが、大丈夫です。
次第に短くなりますよ!
薄毛になる前のサイン
[adsense]寝不足が続くと、突然 薄毛になる訳ではありません。
また、ハリや潤いがある髪は女性ホルモン「エストロゲン」の働きによって作られます。
ですが、生活リズムの乱れやストレスなどから減少してしまいます。
次第に髪が細くなりハリや潤いがなくなるといった髪からのSOSが出ます。
出産経験のある女性なら抜け毛を経験していますよね?
これはまさにエストロゲンの減少によるものです。
産後は睡眠時間が不規則になり常に寝不足状態になり、ホルモンバランスも乱れます。
その為かなりの量の髪が抜けてしまいます。
だけど、子どもの成長と共に睡眠時間が長くなり半年程で元通りの髪の毛に戻ります。
乱れた髪の成長のサイクルが元に戻れば薄毛も解消されるのです。
また、間違ったヘアケアを続ける事で髪の成長を妨げる事に繋がります。
寝癖が付くのがイヤだったり、夜疲れて帰宅しそのまま眠ってしまって朝にシャンプーをしていませんか?
髪の毛や頭皮には汚れがイッパイです!!
その汚れを付けたまま寝れば当然毛穴が汚れが詰まります。
そして、成長ホルモンやエストロゲンの働きを邪魔してしまいます。
髪の毛が健康なら寝癖は髪を水で濡らすだけで直ります。
直らない時は、髪の毛には相当なダメージを受けているサインです。
また、リンスやトリートメントをシャンプーのように頭皮につけていませんか?
リンスやトリートメントは髪の毛自体をケアするものなので、頭皮に付けないようにしましょう。
生活リズムを整える事は大変かもしれません。
夜だけリズムを整えると時間が足りなくなってしまいますよね。
規則正しい生活リズムや十分な睡眠は午前中に作られます。
ぜひ朝は決まった時間に起きるようにしてみてください。
そして、必ず朝日を浴びて乱れた体内時計をリセットしてください。
早起きは三文の徳!寝る子は育つと言います。
しっかり寝れば髪も復活しますよ!!
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