投球フォームが美しく欠点がないとまで言われる野上亮磨(のがみりょうま)投手。
西武ライオンズで先発・中継ぎの役割を担っていましたが、2018年からは読売ジャイアンツでプレーしています。
ここでは、野上亮磨投手の年俸の推移と現在の年俸について紹介します。
野上亮磨の年俸情報
野上亮磨投手の年俸推移は以下の通りです。
年度 | 推定年俸 | 球団 |
2009年 | 1300万円 | 西武ライオンズ |
2010年 | 1500万円 | |
2011年 | 1600万円 | |
2012年 | 1300万円 | |
2013年 | 2800万円 | |
2014年 | 4800万円 | |
2015年 | 4500万円 | |
2016年 | 5800万円 | |
2017年 | 5000万円 | |
2018年 | 1億5000万円 | 読売ジャイアンツ |
2019年 | 1億5000万円 |
野上亮磨投手の最新の年俸は1億5000万円です(2019年度)
ライオンズ時代から1億円もアップしています。
ジャイアンツがこれほど評価した理由は、野上投手の持つ「コントロール」と「回転数」にあるようです。
野上投手がフォアボールを出した数はパ・リーグでトップに位置するほど少なく、その制球力の高さは球界から評価されています。
また、ボールの回転数が多いのも特徴。
回転数が多いとボールにノビが出るため、体感速度ではとても速い球に見えます。
巨人の鹿取GMも「ローテーションを守れる」と評価しています。
MAX149キロを投げる野上投手の球の威力と、制球力は億が妥当だと判断したのではないでしょうか。
一方、野上投手の欠点は「スタミナ」と言われています。
西武ライオンズ時代、先発を中心に登板していましたが、完投(1試合投げ切る)数は4です。
4は、先発投手としてはかなり少ない数字だと思います。
野上投手は、中盤にバテる傾向があります。
バテると球速が大幅に落ち、長打を打たれる場面もありました。
防御率が3点台後半〜4点台という成績なのは、スタミナ切れの影響も大きいと思います。
勝ち投手と負け投手の割合も五分五分です。
これに関しては、打線の援護不足との見方もあります。
ですから、打撃力のある巨人で、勝ち星が伸びることも期待されていました。
現在、先発として良いとは言えない成績で、シーズン中盤には中継ぎへ転向となっています。
野上投手は中継ぎ向きという声も多いので、中継ぎで打たせて取るスタイルを確立すれば、活躍の場面は増えるのではないかと思います。
FAで巨人に移籍した理由について、巨人では良くても悪くても話題になること挙げています。
これは良ければ賞賛されるし、悪ければ叩かれるという意味だと思います。
そのような厳しい環境に身を置くことで、自分の戦う姿をお子さんに見せたいという願いがあるそうです。
野上投手の奥さんは、元モーニング娘。の石川梨華さん。
石川梨華さんは、実は熱狂的な阪神タイガースファンです。
宿敵である巨人への移籍は、内心複雑だと思いますが、アスリートの妻として食事管理も腕の見せどころだと思います。
野上投手自体は、福岡出身なのでホークスファンです。
高校は、現在では甲子園常連校となった鹿児島の神村学園(かみむらがくえん)に進学。
3年生の時には、春の甲子園で準優勝投手となっています。(優勝は愛知・愛工大名電)
スカウトからの注目も集まり、ドラフト指名が濃厚でした。
しかし結果的に指名されずに社会人野球に進んでいます。
この挫折を乗り越え、入社した日産自動車でエースとして活躍。
3年目(2008年)のドラフトで西武ライオンズから2位指名を受けて入団しています。
年俸1300万円、契約金は8000万円です。
そんな野上亮磨選手は、右の本格派ピッチャーです。
野上投手の操る球種についても見てみましょう!
野上亮磨の球種は?
野上亮磨投手は、
・ストレート
・スライダー
・カットボール
・カーブ
・チェンジアップ
・フォーク
これらの球種を持っています。
主体はMAX149キロのストレートで、投球の50%以上がストレートです。
ストレートを主体に、スライダー、チェンジアップ、カーブを混ぜる右の本格派。
巨人だと、投手陣のリーダー・内海投手も本格派ピッチャーです。
→ 内海哲也(巨人)の年俸の推移は?現在の最新の金額はいくら?
まとめ
・野上亮磨投手の現在(2019年)の年俸は1億5000万円
・最高額は1億5000万円(2018年、2019年)
・ストレートの最速は149キロ