巨人の絶対的エースとして君臨する菅野智之(すがのともゆき)投手。
原辰徳の甥として評判でしたが、今となっては、巨人・菅野の名が知れ渡るほどの名投手ではないでしょうか。
精度の高いコントロールと多彩な変化球を武器とするピッチャーです。
そんな菅野智之投手の年俸の推移について調べました。
菅野智之の年俸情報
菅野智之投手の年俸推移は以下の通りです。
年度 | 推定年俸 |
2013年 | 1500万円 |
2014年 | 7000万円 |
2015年 | 1億1000万円 |
2016年 | 1億3000万円 |
2017年 | 2億3000万円 |
2018年 | 4億5000万円 |
菅野智之投手の最新の年俸は4億5000万円です(2018年度)
1年目(2013年)の年俸15000万円から僅か5年で4億円に到達。
しかし菅野投手の成績だったら妥当な評価なのかもしれません。
防御率は、1シーズン1点台〜2点台前半に抑えており、最優秀防御率を3回獲得。
投手として光栄な沢村賞やゴールデングラブ賞、ベストナインなど数々の賞も受賞しています。
ジャイアンツでは阿部慎之助選手が2014年に6億円に到達していますが、菅野投手の6億円越えの可能性もかなり高いと思います。
ここで、エース・菅野投手がどのような経歴を辿ってきたのか見てみましょう!
菅野投手は神奈川県の出身で、高校は強豪の東海大相模高校に進学。
MAX148キロのストレートを武器としてプロスカウトから注目されてきました。
しかし、甲子園に出場することはできず、東海大学に進学します。
東海大学では、1年生の時から主力として活躍。
世界大学野球、アジア選手権の日本代表にも選抜され、結果を残しています。
当時の巨人の監督・原辰徳は菅野選手の伯父です。
大学での実績を積むごとに、小さい頃からの憧れだった巨人でのプレーが現実的に感じたと言います。
巨人も菅野投手の入団を望んでいたため、ドラフトでの単独指名は確実的でした。
しかし、日ハムがまさかの1位指名。
そして当たりくじを引き、交渉権を獲得します。
この行為に対して、日ハムへの批判の声は多かったそうです。
獲得のために交渉を続けましたが、菅野投手は入団を拒否。
社会人野球に進むことが残された道でしたが、ドラフト入団を拒否して社会人野球に進むと、2年間はプロ入りできないルールがあります。
そのため、東海大学の卒業延期制度を使って浪人することを選択しています。
試合には出場できないので、実戦に近い形の練習やメジャー観戦などして刺激を受けたそうです。
そして迎えた二度目のドラフト会議。
横浜ベースターズと楽天イーグルスが指名を検討するも、菅野選手側は他球団拒否の姿勢を示していました。
そのため、横浜や楽天側から批判もあったようです。
ドラフト指名については意見が分かれる所ですが、個人的には互いに好意を持って入団の話が進んでいるなら、他が横取りするべきではないと思います。
最終的には巨人の単独指名となったので、指名争いから降りた横浜や楽天の対応も大人だなと感じました。
巨人入団後は期待以上の成績を残しており、4億5000万円という年俸評価にも表れていると思います。
菅野投手は速球を持っている投手ですが、変化球を好んで投げるようです。
変化球は握りを見ただけですぐに覚えるほど、習得が早いそうです。
では、球種を見ていきましょう!
菅野智之の球種は?
菅野投手は、
・ストレート
・カットボール
・スライダー
・カーブ
・シュート
・シンカー
・フォーク
・チェンジアップ
など多彩に操ります。
MAX155キロのストレートを投げますが、ストレートの割合は30%ほど。
この速球と、高い制球力を兼ね備えていながら、変化球の割合が高いのが課題でもあるそうです。
元監督の原辰徳さんは、変化球という小技に頼り過ぎていることを懸念しています。
平成の怪物・松坂大輔、日本のエース・ダルビッシュ有のような速球本格派としての投球も見ものですね!
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まとめ
・菅野智之投手の現在(2018年)の年俸は4億5000万円
・最高額は4億5000万円(2018年)
・ストレートの最速は155キロ
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