睡眠での体力回復を妨げる4つの疲労

睡眠と体力回復について
睡眠と体力回復について

仕事や家事・育児で疲れた身体を休めるための睡眠。

朝起きた時に体力の回復どころか疲労感を感じる事なんて度々あると思います。

私自身、せっかく寝たのに朝からめっちゃ疲労を感じることがあります。

この体力が回復しない「疲労」の原因は一体なんなのでしょう?

4種類の疲労

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1. 筋肉疲労

筋肉の疲労からくる体力の消耗は、睡眠によってある程度は回復することが可能です。

眼を閉じるだけでも80%は体力が回復します。

2. 内臓疲労

不規則な時間の食事、付き合いのお酒、寝酒などなど、内臓に負担がかかることによる疲労です。

代謝に時間がかかるので、体力を回復させる時間が足りず疲れが残ったまま朝を迎えてしまいます。

この疲労は、規則正しい生活や健康を意識する事で改善されます。

3. 精神疲労

精神疲労はストレスによる疲労です。

恐怖や怒り、そして緊張などを感じた時に放出される脳内ホルモンにより疲労物質が蓄積されます。

そのため、眠りが浅くなったり、なかなか寝付けれず睡眠時間が不足してしまうのです。

誰だって嫌な事は考え続けたくはありませんよね。

できるだけ楽しい事を考えるようにして、気持ちの切り替えをするようにしてみましょう!

4. 脳疲労

私達の生活は常に大量の情報が身近にあります。

パソコンやタブレット、スマホやテレビなど常に情報を得る事が出来ますよね。

外からの情報は目を通じて脳が処理をします。

なので、分析や思考、言語能力を司る大脳新皮質という所が大量の情報でパンパンになります。

自律神経にその情報だけが伝わり、生存欲求である睡眠や食欲、性欲などを司る大脳旧皮質の情報は伝わらなくなってしまいます。

こうなると、自律神経は生存欲求の命令を聞く事ができません。

 

脳が休めるのは睡眠中のノンレム睡眠時だけです。

それも90分だけなので、脳疲労によりスムーズに睡眠に入れなければ睡眠時間も短くなってしまいます。

そうすると、朝起きた時に疲労を感じ日中も集中力が低下してしまいます。

この状態が続けば最悪は抑うつ状態になってしまうリスクもあります。

体温リズムを作る

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私達の身体は朝体温が低く、

日中体温が上がり、

寝る時にはまた体温が下がる

というリズムが出来ています。

 

ただ、この体温リズムが不規則な生活により変化してしまうと眠りにくくなります。

最近はこの体温リズムが変化し、常に体温が低い「低体温」の人が多くなっています。

24時間営業のお店や、夜に働く仕事であったりで仕事の勤務時間が多様になった事も要因の一つです。

 

なので、起床時間が午前中の人は太陽の光を浴びて体内時計をリセットさせて、身体に今は朝だ!と教えてあげましょう。

夜に起床する人は、起きた時に必ずする事を見つけて「これをしたら朝だ!」と習慣づけます。

 

そして、就寝前はぬるめのお湯で入浴をしましょう。

ゆっくり浸かり、身体の芯(深部体温)まで温めます。

すると、この温まった深部体温が下がってくると自然と眠くなってきます。

この体温リズムが規則正しくなると眠りにつきやすくなり、身体は睡眠中に体力を回復させる事に集中する事ができるのです。

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寝ようと頑張らない

眠りに入るのに苦労するという人は、寝ようと意識したり頑張ったりしないでください。

何もせずそっと目を閉じてください。
この時に、ホットタオルを目の上に乗せてあげると目の奥がじわーとして疲れが取れます。

そして、目を閉じているので脳に新しい情報が入らないので脳も休憩をする事が出来ます。

 

目を閉じるだけで80%も情報をシャットダウンする事が出来るので身体は体力回復に専念できます。

仕事が忙し過ぎて通勤時間しかゆっくり出来ない人や、育児で毎日が慌ただしく過ぎて疲労を回復する余裕も時間もないママに是非この方法を試してほしいです。

通勤電車の中でホットタオルは無理ですが、目を閉じる行為はつり革を持っていても出来ますよね。

 

ママは子どもがお昼寝したら、タオルを電子レンジでチンして目に乗せて少し横になってください。

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疲れが溜まり過ぎると、睡眠を取る為の体力すらなくなってしまいます。

週末や休みの日だけでも良いので、身体や心を労わってあげましょう!