平成の怪物と言われ、ルーキー時代から注目を集めた松坂大輔(まつざかだいすけ)投手。
日本で12年・メジャーで8年活躍し、2018年でプロ20年目です。
横浜高校時代から日本中を釘付けにしてきた松坂大輔の年俸の推移を調べました。
松坂大輔の年俸情報
松坂大輔の年俸推移は以下の通りです。
年度 | 推定年俸 | 球団 |
1999年 | 1300万円 | 西武ライオンズ |
2000年 | 7000万円 | |
2001年 | 1億円 | |
2002年 | 1億4000万円 | |
2003年 | 1億5000万円 | |
2004年 | 2億円 | |
2005年 | 2億5000万円 | |
2006年 | 3億3000万円 | |
2007年 | 6億3333万円 | ボストン・レッドソックス |
2008年 | 8億3333万円 | |
2009年 | 8億3333万円 | |
2010年 | 8億3333万円 | |
2011年 | 10億3333万円 | |
2012年 | 10億3333万円 | |
2013年 | 1017万円 | ニューヨーク・メッツ |
2014年 | 1億5000万円 | |
2015年 | 4億円 | ソフトバンクホークス |
2016年 | 4億円 | |
2017年 | 4億円 | |
2018年 | 15000万円 | 中日ドラゴンズ |
松坂大輔の最新の年俸は1500万円です(2018年度)
横浜高校からドラフト1位で西武ライオンズに入団。(年俸1300万円、契約金1億円)
この時のドラフトは日ハム、横浜、西武が競合しましたが、西武が交渉権を獲得しています。
実は「意中の球団は横浜ベイスターズでした」とドラフト後に語っています。
しかし、これは横浜に入りたかったという発言ではなく、周囲から横浜を意識させられてことが影響していたようです。
ちなみに出生地が青森ですが、東京都の出身だそうです。
横浜高校時代は、練習が嫌いでよくサボっていたとか・・・
肩が作るのが早いとのチームメイトの証言もあるため、投球練習が少ない投手であることが伺えます。
このサボりぐせは、2年生の時の暴投で負けてしまった経験から改善したそうです。
プロ入り後のデビュー戦では、高卒ルーキーとは思えない投球を見せています。
日ハムの片岡篤史(かたおかあつし)を三振に抑えたシーンは衝撃的でした。
片岡選手は選球眼がよく、四球で出塁することが多い選手です。
その片岡にボール球を振らせるほど、手元で浮くように見える球であることが伺えます。
また、天才イチローとの初対決も注目を浴び、見事に三振に打ち取っています。
1年目は「16勝5敗」、2年目は「14勝7敗」という成績を残し、3年目からは1億円プレーヤーに到達しています。
松坂投手はMAX155キロのストレートを投げるため、奪三振(三振をとった数)は多いピッチャーです。
しかし、コントロールの不安定さはネックな部分で、負け投手となる数も多いピッチャーとして知られています。
実際、3年目の成績は15勝15敗という成績となっています。
そのため、沢村賞など選考では、賞を与えることに異論がでたそうです。
とは言え、155キロのストレートと鋭く落ちるスライダーを武器とし、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)での活躍もあり、2006年末にはポステティングシステム(入札制度)でメジャー移籍することに。
交渉権獲得のため、ボストン・レッドソックスは約60億円の入札を行いました。
この額に日本では賞賛する声もありましたが、アメリカでは出し過ぎだという批判も多かったように思います。
メジャー移籍後は、数々の記録を残しましたがケガに悩まされることも多々ありました。
高校時代に練習嫌いだったことや、短期間で猛練習したことも故障に影響しているのではないかと思います。
2014年オフにはFAでソフトバンクホークスに3年12億という巨額の契約を交わし入団。
しかし度重なるケガの影響で、3年間で登板したのは1回(1イニング)のみ。
現役引退の打診されましたが、現役続行を宣言しています。
獲得する球団はないと言われていた矢先、中日ドラゴンズが入団テストを行って、2018年からは中日の投手となっています。
松坂投手は、奥さんと子どもがボストンにいて、単身赴任というプロスポーツ選手としては珍しい生活を送っています。
奥さんで元アナウンサーの柴田倫世さんは、ボストンの環境で子どもを育てたいという強い意向があるようで、結果的に松坂投手が単身赴任という形になったという話もあります。
奥さんの栄養管理やサポートがない松坂投手にとって、コンディションの悪化は避けられないかなと思います。
つづいて、松坂大輔投手の球種について見てみましょう!
松坂大輔の球種は?
松坂投手は、
・ストレート
・カットボール
・スライダー
・カーブ
・シュート
・チェンジアップ
・フォーク
このように球種が豊富です。
かつては、MAX155キロのストレートと、縦に落ちるスライダーで三振を奪ってきました。
また、同じスライダーでも縦に落ちるもの、横に鋭く曲がるもの、手元で変化するものなど多種多様に使い分けるため、バッターからは球種が予測しづらいピッチャーなのではないかと思います。
今は手術や年齢の影響もありスピードが147キロに落ちたため、変化球を織り交ぜて打ち取るスタイルに変わってきています。
昔の活躍と比べられるため世間の評判は厳しいですが、これも中日での活躍の期待度が高いあわられだと思います。
2018年の松坂大輔投手の再起に注目です。
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まとめ
・松坂大輔投手の現在(2018年)の年俸は1500万円
・最高額は10億3333万円(2011年、2012年)
・ストレートの最速は155キロ