兵庫県明石市の泉房穂(いずみふさほ)市長が道路拡張工事のための立退き交渉が進展しないことに腹を立て、不適切な発言を行ったことが問題になっていますね。
泉市長自身、現時点で辞任の意向はないと述べています。
そんな暴言を発した泉房穂氏はどのような性格なのか?また、出身高校や大学などの経歴や所属する政党についても調べました。
泉房穂の出身大学は?
泉市長は兵庫県明石市の出身で、高校は地元の明石西高校に進学。
明石西は県立の進学校で、関西の有名私立に進学する生徒が多い学校だそうです。
偏差値は51~61ですが、有名国立大学への進学者も毎年輩出しています。
その中でも、泉房穂さんは東京大学に進学しているので、優秀な生徒だったことが伺えます。
高校時代は生徒会長、大学時代は寮長という経験もあります。
一般的に見ると、秀才なマジメ君といった印象を持ちますね!
東大卒業後の経歴も華々しいものです。
・NHK
・衆議院議員 秘書
・司法試験合格
・弁護士
・衆議院議員(1期)
・明石市長(2期目)
このようになっています。
司法試験は、法学部で一生懸命勉強してなれるイメージがありますよね。
けれど泉房穂さんの出身は教育学部で、秘書をやっている時に司法試験に合格しているので、ホントに頭が良いんだなと感じます。
そして2000年(36~37歳)から弁護士事務所を構えています。
その後、2003年には衆議院議員に立候補。
小選挙区では落選しましたが、比例ブロックで当選を果たしました。
衆議院議員は1期務め、2011年から明石市長となっています。
泉房穂の政党はどこ?
泉房穂さんが秘書として仕えていたのは、民主党の衆議員です。
また、自身も衆議院選に2度出馬していますが、2回とも民主党の公認でした。
しかし、明石市長選に初出馬した2011年には無所属で出馬し、民主と自民が推薦する候補を破り当選を果たしています。
この時は、69票という僅差でしたが、2015年の選挙では2番手と2万票以上の差をつけて当選しています。
政党は無所属です。
泉房穂の性格は?
泉房穂さんは弟さんに障害があり、障害児施設でよく遊んでいたことから、小さい頃から困っている人の力になりたいと思っていたそうです。
そして、NHKに入局した理由は、障害や福祉のことを世間に伝えたかったから。
しかし、本当に困っている人の手助けをできるは弁護士だと気付き、弁護士を目指したそうです。
子供の頃からの信念は変わらず、市長になってからは福祉や子育て政策に重点を置き、世帯負担を減らした功績のある市長です。
明石市の人口を過去最高にした実績もあります。
そんな実績、実行力がある市長ですが・・・性格的には怒りやすい人だったとか。
今回の立ち退き事案に関わっていた職員は、かっとしやすい性格の市長だったという事を述べています。
しかし、「自分たちが悪い」、「パワハラではない」と市長を擁護する発言もされています。
期限が迫り、仕事が進まない中でカッとなってしまったようです。
一概には言えませんが、優秀すぎる人にはあるあるのパターンだと思います。
例えば、地方創生担当大臣を務める片山さつきさん。
片山大臣自身が、超エリートで優秀すぎるため、人を使う立場だと上手くいかないのでは?と懸念を示す評論家やジャーナリストも結構いました。
実際、片山氏も秘書、スタッフに対して厳しいことで有名な人です・・・
優秀すぎる人が自分のレベルで物事を考えてしまうと、周りのレベルが低くて怒りを感じることは、どの社会でもある光景かなと感じました。
とは言っても、一方的に攻め立てるのは良くありませんし、自分の言い分を通す前に、相手を理解する配慮が泉市長には少しかけていたと思います。
実績を出している市長なので、この件をキッカケに職員との関わり方を見直していけば、より良い市政になっていくのではないでしょうか。
ここまで、泉房穂市長の経歴や政党、性格について見ていきました。