
時間がない朝や小腹が空いた夜に活躍するバナナは、好んで食べている方も多いと思います。
買い物に行くと手軽に手に入りますが、鮮やかな黄色が鮮度が良いと感じるのではないでしょうか。
実はバナナは、熟成度によって得られる美容・健康効果が異なります。
ここでは、あなたにピッタリのバナナの選び方、色別の栄養効果について解説します。
不調の改善にも、ぜひお役立てください。
[adt]バナナの色の種類は?
バナナの色には、大きく分けて8種類あり、それぞれに名前が付いています。
・オールグリーン(緑バナナ)
・ライトグリーン
・ハーフグリーン
・ハーフイエロー
・グリーンチップ(端に青みあり)
・フルイエロー(黄色バナナ)
・スター
・ダップル(茶色バナナ)
私たちが普段、お店で目にするのは、少し青み(緑)が残った「グリーンチップ」と黄色に完熟した「フルイエロー」です。

たまに、茶色い斑点(シュガースポット)が見られる「スター」も見かけますよね。
スターと言われるバナナは、腐っているわけではなく、熟成していて黄色い「フルイエロー」よりも深みのある甘いバナナです。

8つのバナナについてお伝えしましたが、「オールグリーン」、「ライトグリーン」、「ハーフグリーン」がお店に並ぶことはないと思います。
日本に輸入された直後からお店に輸送されている時の色です。
もし仮に見つけたとしても、この色のバナナを食べるのは危険ですので、食べるのはやめてくださいね。
少し緑色が強い「ハーフイエロー」は、お店によっては並んでいます。
私もあるお店に行くと、この種のバナナを見かけます。
入荷が早いお店なんだと思います。


おいしいバナナの色は?
甘くて美味しいバナナを求めるなら、全体が鮮やかな黄色に完熟した「フルイエロー」を選びましょう。
ほとんどの方が、この真っ黄色なバナナを選んでると思いますので、普段の選び方が正解です。
さらに甘さを求める方は、フルイエローのバナナを買って、2日程度置いておくと、斑点が現れ「スター」のバナナに変化すると思います。
自宅で放置して、甘いバナナを味わいましょう。
バナナは熱帯の植物なので、寒い場所が苦手です。
冷蔵庫で保存すると、すぐに腐ってしまいますので、バナナは常温で保存しましょう!
[adsense]バナナの色別の美容と健康効果
私たちが口にできるバナナは、
・グリーンチップ
・フルイエロー
・スター
・ダップル
の4つです。
緑色が残るバナナには、大腸を綺麗にお掃除してくれる「難消化性デンプン(レジスタントスターチ)」が多く含まれます。
なので、このバナナには整腸作用が期待できます。
黄色バナナには、ビタミンB群が豊富に含まれています。
ビタミンB群が不足すると、肌荒れや炎症を起こしやすくなります。
黄色バナナは、美肌に効果的です。
シュガースポットの現れた頃の茶色バナナには、免疫効果を高める「IL-12(インターロイキン-12)」が増加するという研究結果があります。
免疫効果、胃潰瘍(いかいよう)抑制効果が期待できます。

健康別のおすすめバナナ
・整腸作用
→ グリーンチップ
・美肌効果、脂肪燃焼
→ フルイエロー
・免疫力UP、胃潰瘍抑制
→ スター、ダップル
・消化促進、代謝促進、リラックス効果
→ グリーンチップ、フルイエロー、スター、ダップル
便秘で悩んでいる方は、グリーンチップを、胃のムカムカが気になる方は茶色バナナがおすすめです。
日常生活に積極的にバナナを取り入れて見てくださいね!
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