体内時計のズレは朝10時までの光で解消できる?

朝日を浴びる事について

人間の体には体内時計が備わっています。

この体内時計は人によって異なり、24時間10分〜25時間位です。

実際の時間は24時間なので、実時間と体内時間でズレが生じてしまいますよね。

これが毎日積み重なると、時差ボケ状態が続きます。

当然、体がだるく日中の活動にも影響してきます。

 

では、時間のズレを直す方法はあるのでしょうか?

実は、これは至って簡単な方法で解決できてしまいます。

それは太陽光を浴びる事です♪

太陽光を浴びる事によって、時間を0にリセットできます。

 

体内時計の調整にはメラトニンというホルモンが深く関係しています。

そして、太陽光を浴びる時間帯も大切になってきます。

それをこれから説明していきます。

メラトニンって何?

[adt]

メラトニンは人を眠らせたり起こしたりするホルモンです。

メラトニンが多く分泌されると人は眠くなります。

逆にメラトニンが減少すると、覚醒して眠気がなくなります。

 

一般的に21時位に出始め、23時位に眠気を感じるくらいに分泌されます。

そして、2時〜3時頃がピークになります。

 

また、朝の10時を過ぎるとほとんど分泌されないといった特徴があります。

メラトニンは光によって分泌量が変化する特性があります。

 

つまり、夜に分泌量が多くなり、昼はほとんど分泌されません。

しかし、昼間に光を浴びない、電気を付けたまま寝るという事を続けるとメラトニンのリズムも狂ってきます。

そうならないために規則正しい生活に加えて、光を浴びる時間帯もポイントになります。

朝10時までに太陽光を浴びる

[adsense]

メラトニンは、眠気の制御するとともに、体内時計をリセットしてくれます。

太陽光を浴びてメラトニンを減少させる事で、眠気をなくして体内時計が0に戻るという事です。

 

ですので、メラトニンが出ている間に太陽光を浴びるのが効果的です。

先ほどメラトニンは朝の10時を過ぎるとほとんど分泌されないとお伝えしました。

つまり朝10時までに太陽光を浴びれば良いわけです。

遅くとも、朝10時までには太陽光を浴びて、1日をスタートさせましょう。

 

また、「太陽光を浴びる」ってどうすればいいの?って感じると思います。

日光浴をイメージされるかもしれません。

体に光を届けるには、窓際やベランダで過ごす!これだけです♪

 

この際、太陽光を直視するのは危険ですので、直視せず、伸びをしたりして体に光を感じると効果的です。

通学・通勤が歩きの方は、その時に同様の効果を得られます。

とはいえ、朝起きてすぐに太陽光を浴びるメリットは大きいので1つの習慣にしてみましょう。

(関連記事) 寝る前のバナナは太るは嘘?5つの効果で超健康に!?