デコポンの収穫時期や美味しい品の見分け方は?甘くする方法はある?

デコポン
デコポン

柑橘類の中でも値段が高いデコポンは、1個150円から高いものだと500円もします。

高いデコポンなので、旬な収穫時期に美味しいものを食べたいですよね。

デコポンは見た目があまり良くないので、できた当初はあまり出回ることがありませんでした。

正式名称は「しらぬい」で、デコポンは出っ張っている見た目からつけられた愛称です。

ここでは、そんなデコポンの収穫時期や美味しい商品の見分け方と、美味しくする方法について調べました。

ぜひ美味しい時期に、甘いデコポンを手に入れてください!

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デコポンってそもそも何?

デコポンは、「ポンカン」と「清見オレンジ」を交配させて生まれた柑橘類で、へたの部分の出っ張りが特徴です。

ポンカンはインドから伝わってきた柑橘類、清見オレンジは温州みかんとオレンジを配合させて誕生した柑橘類。

清美という名は、誕生の地となった静岡県静岡市清水区の清見潟という海岸と、その海岸を見下ろす清見寺(せいけんでら)の名からとったそうです。

こちらが清見オレンジ↓

こちらがポンカンです↓

清見オレンジは、ポンカンよりもさらに身がぎっしりしています。

みかんの世界でも交配が繰り返されていて、みなさんも知らないようなミカンもまだまだたくさんあると思います^^

 

デコポンは、出っ張りの見栄えが悪いこともあり、最初はなかなか出回らなかったそうです。

しかし、味の良さと甘みの強さから人気の品種となりました。

 

デコポンと言う名前は熊本県果実連が商標登録している名前。

正式な品種名は不知火(しらぬい)と言います。

不知火という名前はあまり知られていませんよね。

私も調べてはじめて知りました。

 

収穫された不知火は、農協で選別されて基準を満たしたものだけがデコポンとして出荷されます。

デコポンとなる基準は次の通りです。

・糖度13度以上

・クエン酸1.0以下

これをクリアできないものや、農協を通さず出荷されるものはデコポンではなく、

不知火

デコみかん

ヒメポン

キヨポン

といった名前で販売されます。

ちょっと可愛い名前ですよね^^

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デコポンの収穫時期や旬はいつ?

デコポンはハウス栽培か露地栽培(ハウスの外)で栽培されます。

ハウス栽培だと早いものは12月から、露地栽培はハウス栽培が終わったころから出回ります。

5月以降に出荷されるものは特殊な冷蔵庫で保管されていたもの。

蔵出しデコポンとも呼ばれます。

・ハウス栽培 12月~2月

・露地栽培 2月~4月

・蔵出しデコポン 5月~

ちなみに味には関係ないですが、露地栽培のデコポンよりもハウス栽培のほうがデコが出っ張るそうです。

美味しいデコポンの見分け方

濃いオレンジ色で均一のもの

皮にハリがある

持った時に重量感がある

これらを満たすデコポンが甘くて美味しいと言われています。

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デコポンを甘くする方法は?

デコポンを少しでも美味しくする方法は、暖かい部屋に置いておくこと。

そうすると、甘みが増すんだそうです。

ただ、あまり熟成しすぎると、味も酸が抜けてしまい少し甘くなる程度なので、過度に期待しないほうがいいかもしれません。

 

私は、柑橘類の購入に失敗した時には、缶詰のように「シロップ漬け」に変身させてしまいます。

オレンジのリキュールなどで香りづけすると、ちょっとおしゃれなデザートになりますので、お試しあれ^^