なんだか気分がブルーだわぁ・・・青色は、憂鬱な様子、気がめいってションボリ、といったマイナスな心理状態を表すのによく使われていますね。
他にも「マリッジブルー」「マタニティブルー」と、結婚や妊娠に対しての不安やわずらわしさをあらわす言葉にも青色が使われています。
そんな心理的にマイナスイメージで使われる青色、実は世界で一番愛されている色ということをご存知でしたでしょうか。
ここでは、青色が持つ心理的に与える影響や、日常で使える効果的な使い方や組み合わせをご紹介します。
[adt]青色が与える心理的効果について
青色は寒さを感じさせる色の代表だということは万国共通だと思います。
行き過ぎると悲しく冷酷、孤独といったイメージがあります。
寒色の青色から、マイナスな心理状態を表す言葉に使われるようになったわけです。
行き過ぎなければクールで誠実、冷静で信頼がおける。
そのように感じられる色でもありますね。
また、イエスキリストの母マリア様をあらわす色も青色です。
純潔を意味し、高価で貴重であった青色の顔料で聖母マリア様を描いたことから、聖母マリア様=青色となりました。
海や空の青色が与える安心感や落ち着き、聖母マリア様を象徴する色であることが、世界で一番愛される色の理由になっているのです。
自分が興奮しすぎてクールダウンしたいときには、天気の良い海辺でゆっくりしたり、恋人との倦怠期、なぜかいつもケンカしてしまうなんていう時期には青色の多い水族館をデートしてみるのもいいですよ。
穏やかな心になり、心地よさを与えてくれます。
仕事で部下をもつ立場にある方は、手帳などの持ちもの、ファッションに青色を取り入れてみてください。
青色は海、空を連想させることから、寛大で器が広く、冷静な判断をしてくれそうと、信頼関係を築きやすくなります。
ただ、あまりに青色を多く使いすぎると冷酷に突き放されそうという印象にもなりかねないのでご注意を^^;
[adsense]青色に合う色や組み合わせは?
青色に完璧に合う色や組み合わせは、ずばりオレンジ(橙色)です。
色にはそれぞれ補色というのが理論的に色彩学で決まっています。
青色をより際立たせ補ってくれる色はオレンジなのです。
青色の持つ心理的効果をより狙うには、青色を基調にして少しオレンジを加えるのがおすすめです!
ファッションでは、
・青色のシャツにジーンズ、靴だけオレンジ
・青色のワンピースに青色の靴やカバンでそろえて、アクセサリーやメイクをオレンジ系
このような組み合わせは合います。
春夏に挑戦すると、季節感も出て好印象です^^
洋服には色々な青色があるので、全て原色の青色にこだわらなくてもオッケー。
特に顔周りに青色を使うときは、顔色が悪く見えてしまう青色もあるので、そうならない青色を選んでくださいね。
家の部屋のなかで寝室には、心落ち着かせ、心拍数を下げる青色が最適といわれます。
部屋全体を青色にするのは難しくても、目に入りやすい布団カバーやカーテンを青色にして、オレンジの花を飾ってみるのはいかがでしょうか。
世界一愛されている青色のいいところを意識して、日常にとりいれてみてください。
何か思わぬ変化があるかもしれませんよ^^