目が疲れた時には緑色をみると良い!
そんな話を一度は耳にしたことありますよね。
モノを見る時には、目の筋肉を使って水晶体を変形させ、ピント合わせをして見ています。
緑色を見るときには水晶体を変形させるのが少なくすむため、労力が減り筋肉のリラックス効果が期待できるんです。
黒板や野球のスコアボードが緑色なのはそのためですね。
では、緑色が人に与える心理的効果や合う色、おすすめの組み合わせをご紹介します。
[adt]緑色が与える心理的効果とは?
色には、さまざまな分け方があるなかで、
・あたたかく感じる色「暖色」
・涼しく感じる色「寒色」
・どちらとも感じない色「中性色」
という分類があります。
簡単にいうと赤系の色は「暖色」、青系の色は「寒色」で、緑色は「中性色」に分類されます。
「どちらとも感じない」→「どちらの要素も持っている」→「バランスがとれた色」と言い換えることもできます。
色の基本となる12色をグラデーションで並べた時に緑色は真ん中にきます。
これは、緑色に調和やバランスといった心理的効果があるからです。
その昔、人は緑の茂みに隠れ、何度も肉食動物から逃れていました。
そのことからも緑色は、安全安心の色という心理的効果も持ち合わせているのです。
刺激が少ない色であるがゆえ、保守的で受動的な印象を感じることもできます。
以前は自然の緑色、植物などが沢山あって、ありふれた色であった緑色が、開発、自然破壊によって限りあるものとなり、緑色はありふれてつまらないものから、大切で人を癒す色として意識されるようになりました。
そこから緑色はリラックス、リフレッシュ、といった心理的効果をもち、癒しの色として使われています。
上司と部下との間をとりもつ中間管理職の方は、ぜひ緑色を取り入れてみてください。
双方のバランスを考え、平和的に物事を解決に導いてくれる効果があります。
ただし、自分の意見を主張したい時には、あまり使わない方がいいです。
良い意見を言っていても、優柔不断で平凡と受け取られてしまうかもしれません。
登山やハイキングが趣味というご夫婦はとてもいいですね。
一緒に緑色に囲まれることで、癒しと共に安らぎが感じられてケンカすることも少ないのではないでしょうか。
[adsense]緑色に合う色や組み合わせは?
緑色に合う色・・・ヒントはクリスマスといったらお分かりになりますよね。
ベストな組み合わせで、緑色をより引き立てるのは赤色です。
クリスマスシーズンには、緑色と赤色をどんどん取り入れてください。
クリスマスカラーとなると赤色がメインになってしまいがちですが、緑色の心理的効果を狙うなら、緑色を多く、赤色はほんの少しでいいです。
とはいえクリスマスでもない時期に、緑色と赤色をファッションなどで上手くとりいれるのは難しいですよね・・・
では、組み合わせしやすいベターな色は何でしょうか?
緑色は青色と黄色を混ぜてできた色なので、青色と黄色がよく合います。
緑色に青色や黄色を合わせるのに抵抗がある方は、青色を紺色に変えたり、黄色の代わりにイエローゴールドのアクセサリーを合わせるのも素敵です。
また、部屋のあちらこちらに、観葉植物をおいてみてください。
緑色がもつ心理的効果と共に空気もキレイにしてくれますよ。
癒しをもたらす緑色で、より快適な環境を作って見てくださいね。