コーヒーが好きだけど、飲むと汗が出るから病気ではないかと不安を感じていませんか?
それは恐らく、カフェインの刺激の受けやすさ(感受性)が影響している可能性があります。
ここでは、そんなカフェインの発汗作用と汗をかかないための対策について解説していきます。
カフェインが与える影響
コーヒーを過剰摂取すると、急性作用によって次のような症状を起こす場合があります。
・めまい
・心拍数の増加
・興奮
・不安
・震え
・不眠症
・下痢
・吐き気引用元:食品安全委員会 ファクトシート
ここにもある通り、カフェインを過剰摂取すると、心拍数の増加や興奮といった症状を生み出します。
この作用によって血液循環がよくなるため、人によっては汗をかいてしまいます。
これがカフェインの感受性の影響です。
カフェインの感受性は個人差が大きいので、全く影響しない人もいれば、コーヒー1杯飲んだだけで動悸や手足の震え、発汗といった症状が起こる人もいます。
カフェインの過剰摂取は、健康に悪影響を与えることが様々な研究によって分かっており、農林水産省や厚生労働省も過剰摂取に対する注意喚起を行なっています。(参考:農林水産省 カフェインの過剰摂取について)
しかし、感受性の個人があるため、1日の摂取量の上限を定めることができないのが現状のようです。
汗を抑える対策
コーヒーを飲んで汗が出る場合、カフェインの感受性が高い可能性があります。
最近では、カフェインを除去した「ノンカフェインコーヒー」も普及していますよね。
自分の体に合わないコーヒーではなく、こういったノンカフェインコーヒーに変えてみることをオススメします。
こちらは、カフェインがとれない人でも美味しいと評判でリピーターも多いので、こういったものを試してみると良いと思います。
→ カフェインレスアイスリキッド/加藤珈琲店
コーヒーでダイエットできる?
カフェインに興奮作用があることからも分かる通り、コーヒーには一定の運動効果があります。
ただ飲むだけも脂肪燃焼効果はありますが、運動前にコーヒーを飲むと、中性脂肪が下がることも実験によって分かっています。(参考:全日本コーヒー協会)
しかし、コーヒーを飲むだけで痩せることは期待しないほうが良いでしょう。
医療業界でも期待されているのは、メタボリックシンドロームの改善や糖尿病の予防です。
ですから、ダイエット効果を過度に求めたりせず、あくまで嗜好品として楽しむのが良いと思います。
普通のコーヒーを飲むと体調が悪くなるなら、無理をせず普通のコーヒーを一旦やめて、ノンカフェインコーヒーに変えてみてくださいね。
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