[記事公開日]2015/09/20
[最終更新日]2018/01/25

喘息に効くエッセンシャルオイルと、アロマオイルについて

喘息に効果があるアロマについて

植物などの香りによって、心身ともにリラックスできるアロマテラピー。アロマ=女性と思われがちですが、最近ではアロマを楽しむ男性も増えてきているようです。

アロマテラピーは、リラックス効果によって、ストレス解消や疲労回復が期待できます。また、健康促進や美容効果もある優れた療法です。

アロマセラピーと書かれることもありますが、同じ意味になります。フランス語の「テラピー」を日本語にすると「治療」、英語にすると「セラピー」です。フランス語読みか英語読みかの違いですね。

 

そんなアロマは、咳や痰を抑える効果や気管支の拡張効果、抗アレルギー効果、ダニの抑制効果まで兼ね備えているんです。なので、自然療法として喘息の緩和が期待できます。

では、どんなオイルを使えばいいのでしょうか?今回は、喘息に効果が期待できるオイルについて見ていきます。

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エッセンシャルオイルと、アロマオイルの違いについて

エッセンシャルとアロマ。聞いたことはあると思いますが、その違いを知っている方は少ないと思います。

『エッセンシャルオイル』は精油(せいゆ)ともいい、植物の花や果実、樹脂などのあらゆるところから抽出した100%天然のオイルです。精油という名前なので、油が使われているように思ってしまうかもしれません。

しかし精油には、オリーブ油やごま油のような脂質や脂肪酸はなく、抽出されているのは芳香成分です。また、芳香性(香りが強い)、揮発性(蒸発しやすい)、脂溶性(油に溶けやすい)、可燃性(燃えやすい)という4つの特徴があります。

一方で『アロマオイル』は合成香料を含んでいるため、100%天然のオイルではありません。100%天然のエッセンシャルオイル以外のオイルは、『エッセンシャルオイル』や『精油』という表記はできないため、見分けるのは簡単だと思います。

アロマには、お部屋で香りを楽しむ「芳香浴」、お風呂で楽しむ「アロマバス」、肌に塗って楽しむ「アロママッサージ」などがあります。

芳香浴では、アロマオイルを使用できますが、アロマバスやアロママッサージのようにオイルが肌に付く場合は、合成香料により肌荒れがおきる可能性があります。なので、できるだけエッセンシャルオイルを使用をおすすめです。

喘息に効くエッセンシャルオイルとアロマ

アロマに一番求めるものはリラックスだと思いますが、リラックス効果は喘息持ちの方にとっては注意が必要です。リラックス状態になると、自律神経の副交感神経が働いて、発作を誘発する可能性があります。

寝るときに発作が起きやすいのも、この副交感神経が関係しています。
⇒ 喘息が辛い時の楽な姿勢や寝方について

リラックス効果の高いオイルは逆効果となってしまう可能性があるので、アロマはお店で香りを確かめてから購入しましょう。

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交感神経が働く(活性作用のある)アロマ

ミント、柑橘系、ジャスミン、シナモンには活性作用があります。具体的に次のようなオイルに咳の緩和や炎症を抑制する効果を期待できます。

・ベルガモット

・ティートゥリー

・フランキンセンス

・プチグレン(プチグレイン)

・ユーカリラディアタ

・ニアウリ

・ゼラニウム(※1)

・メリッサ(※2)

・ペパーミント(※2)

・ジュニパー(※2)

・サイプレス(※2)

・ローズマリー(※3)

・レモングラス(※3)

頭が混乱しそうになるくらい種類が豊富ですよね。赤字で示したオイルは、おすすめされていることが多いので、参考にしてみてください。ただ、注で示したオイルは、香りの強さや子宮への負担もあるため、次のことを注意してください。

(※1):3歳未満のお子さんは控えましょう。

(※2):妊婦さんは控えましょう。

(※3):3歳未満のお子さんも妊婦さんも控えましょう。

 

また、「アロマバス」や「アロママッサージ」は小さいお子さんには使用するのも控えた方がいいです。そして、エッセンシャルオイルやアロマオイルを選ぶ際に香りの好き嫌い、アレルギー反応もありますので、ご自身の体に合わせたオイルを選びましょう。

アレルギー反応を確かめる方法にはパッチテストがあります。パッチテストは、自分でできる簡易検査です。

1) 二の腕や太ももの内側などの皮膚の柔らかい箇所に1円玉程度の大きさに塗ります。

2) 丸一日(24時間)放置します。

3) かゆみや炎症が出た場合は、その成分にアレルギー反応がある可能性がありますので使用は控えましょう。

このパッチテストをすれば、あなたに合ったオイルが見つかるはずです。しかし、これだけのアロマを試すのは無理だと思います。

なので、先ほど挙げた上3つ(ベルガモット、ティートゥリー、フランキンセンス)でテストするとよいでしょう。

 

今度は、逆におすすめしないアロマをお伝えします。

副交感神経が働く(鎮静作用のある)アロマ

ラベンダー、カモミール、バニラなどには鎮静作用があり、次の2つのアロマには高いリラックス効果があります。

・ラベンダー

・カモミールローマン

この2つは、発作を招く可能性が高いので、できるだけ控えましょう。

アロマの活用方法

手軽にできる芳香浴がおすすめです。ふつう、芳香浴はアロマを焚くことで蒸気がお部屋に広がり香りを楽しみます。しかし、蒸気が気管に直接入ってしまう可能性もあります。なので、タオルやティッシュに数滴垂らして匂いを嗅ぐ『お手軽アロマ』が一番おすすめです。

また、エッセンシャルオイルは100%天然のオイルでとても身体にいいのですが、値段が高いんですよね。なので、手軽にできる芳香浴を楽しんでみてはいかがでしょうか。

そして、交感神経ばかり働かせすぎると体が疲れてしまうので、適度な使用を心がけましょう。

アロマテラピーは喘息治療ではありませんが、ステロイド薬の使用量を減らす効果も期待できます。普段の治療と併用しながら上手に取り入れてみてはいかがでしょうか。

コーヒーが好きな方は、こちらも参考にしてみてください。
⇒ 喘息にはコーヒーや紅茶が効くってホント??

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