田中寅彦九段の実力や最高タイトルは?年収や著書を調べてみた!

将棋棋士の田中寅彦九段
謎

将棋棋士の田中寅彦九段が、くりぃむクイズミラクル9に出演しましたが、どんな人か気になった方も多いのではないのでしょうか?

九段ともなると、かなりの実力者ですが、その人物像に迫っていきたいと思います。

田中寅彦九段の経歴

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田中九段は、1957年生まれの現在60才です。

将棋のプロの世界に入ったのは、1976年の19才の時になります。

 

同期には、2017年の1月まで日本将棋連盟会長も務めた谷川浩司九段がいます。

田中プロは、谷川プロを意識してなのか挑発的な発言もあったそうです。

その当時、谷川プロは名人のタイトルを取っていました。

それもあって、強いライバル心があったんだと思います。

 

こちらが田中九段です。

将棋棋士の田中寅彦九段

出典:https://www.shogi.or.jp/player/pro/127.html

見るからに温厚そうですよね。

そんな方でも、やはり将棋の世界では熱い想いがあるようです。

 

また、身長はなんと180cmもあるそうです。

プロ棋士の方は実は、身長の高い方が多く、180cmの方が4、5人いらっしゃいます。

170cm後半の方も多いです。

小さい頃から将棋をやっていると身長が伸びるなんてことは、ないでしょうけど、長身の方が多いのは不思議でなりません。

 

では、田中プロの実力やタイトルを見てみましょう!

田中寅彦九段の実力や最高タイトルは?

田中プロは、「棋聖」というタイトルを一度獲得しています。

タイトル戦は、8つから成り、棋聖はその一つです。
8つのタイトルは次の通りです。

  • 竜王戦
  • 名人戦
  • 叡王戦(えいおうせん)
  • 王位戦
  • 王座戦
  • 棋王戦
  • 王将戦
  • 棋聖戦

この中でも竜王戦と名人戦は、格が他のタイトルよりも上のようです。

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また、叡王戦(えいおうせん)というタイトル戦は、2017年にできたばかりの新しいタイトルになります。

なので、それまでは7大タイトルと呼ばれていました。

そして叡王戦(えいおうせん)の主催はニコニコ動画を運営する「ドワンゴ」なんです。

 

タイトル戦は昔からの歴史あるものだと思ってませんでしたか?

個人的には、こんなに簡単にタイトル戦ってできるだ…って感じました。

 

それはさておき、田中九段の最高タイトルは、棋聖です。

竜王や名人は取っていませんが、7大タイトルの一つを獲得しているのでかなりの実力者だと思われます。

本人もツイッターのプロフィールで、「若い頃は強かった?」と書いています。

将棋棋士九段 昭和32年4月29日生まれ

昭和51年6月四段 棋聖一期 優勝六回 勝率一位四回

若い頃は強かった?中年棋士。

だいぶ体にがたが来ましたが、もうひと頑張りと考えています。

出典:https://twitter.com/tora_ejison?lang=ja

このハテナマークは謙遜の表れでしょうね。

 

将棋界で有名な羽生さんっていらっしゃいますよね。

若い頃の羽生さんに勝ち越した数少ない棋士で、「羽生キラー」と呼ばれるほどでした。

だから本物の実力者であることは間違いないですね。

 

では、田中寅彦九段の年収っていくら位なんでしょうか?

また、著書はあるのでしょうか。

田中寅彦九段の年収や著書

まず、棋聖戦の賞金は300万円です。

そして通常の順位戦がいわゆる基本給に当たります。

  • A級:約65万円
  • B級1組:約50万円
  • B級2組:約30万円
  • C級1組:約20万円
  • C級2組:約15万円

田中九段は現在「C級1組」なので、単純に考えると月収20万円ということになります!!

こう考えると、サラリーマンと変わらないですよね。

しかし、プロ棋士は、将棋の直接指導や講演など指導料なども加算されるため、もっと給料は高くなります。

 

そのため、棋士の平均年収は700万〜800万円と言われています。

ですから、おそらく田中九段もこの位の年収はあると思われます。

 

また、著書も多く、17冊も本を出版しています。

将棋の本と思いきや、『今すぐマイホームを獲得する本—不動産トレンドの「先の先」を読む』なんて本も出しています。

このように経済にも詳しい方なんだそうです。

もちろん、他の本は将棋に関する本ですけどね。

 

「若い頃は強かった?」と謙遜している田中九段ですが、今後大きな波を起こして、タイトルを獲得してくれることに期待したいですね。