出国税の対象は海外旅行だけでも?税の料金はいくらかかる?

出国税

出国税を検討するというニュースが報道されましたね。

石井国土交通大臣は、2020年に訪日外国人客を4千万人に増やす目標多勢のために、財源確保として、出国税の議論を行うことを表明。

今月の15日には初会合が開かれる予定で、秋には具体案を示したいという考えがあるようです。

そんな出国税とはどのような制度なのでしょうか?

出国税の対象は日本から出る人?

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出国税の対象は、日本から出る人とされています。

ということは、単に旅行で海外に行くにも税金がかかるということが考えられます。

また、日本へ観光へ来た人が、帰国する際にも税金がかかるのかもしれません。

要するに、国際線に乗る際には出国税がかかるということになるようです。

 

具体案はまだ出ていませんが、出国者の航空券に上乗せして徴収する方法がとられることが考えられます。

出国税は実は今もある??

出国税

出国税という制度は、実は現時点でも導入されています。

ただ、今から検討される日本から出る人にかけられる出国税とはまた違います。

 

その導入されている出国税とは、「国外転出時課税制度」です。

こちらは、有価証券などを含め1億円以上の資産を持つ人が対象で、対象者が国外転出する場合だそうです。

また、贈与や相続により株式等を海外に居住している人に移転させる場合にも課税されるようです。

出国税の料金はいくら?

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日本の価格がいくらになるかは分かりませんが、現在導入されている国の出国税を見てみましょう!

 

香港:1,800円(レート:1香港ドル15円)

オーストラリア:5,100円(レート:1豪ドル85円)

メキシコ:3,350円(レート:1ドル112円)

空港と旅行

そして、アジアの出国税は1500~3000円に収まっているそうです。

 

また、報道関係者や外国人旅行に携わる関係者の間では、訪日客の負担はそれほど大きくならないとみており、7月下旬の新聞各紙の報道では、「仮に訪日客1人当たり1000円を徴収した場合」という表現がされていたようです。

 

ですから、1000〜3000円の間には収まる可能性が高いのではないでしょうか。

 

会合では、税金を取らない手段がないかも検討されるようです。

国民が苦しむような負担になることだけは、やめてもらいたいと願うばかりです。