寝る前のお風呂は15分必要?快眠ゲットの入浴法

寝る前のお風呂について
寝る前のお風呂について

毎日のお風呂、いつも何時頃に入りますか?

会社帰りはいつも夜中・・・

子育て奮闘中で忙しい・・・

こんな方は多いと思います。

 

そうなると、お風呂は寝る直前にしか時間がとれないですよね。

でも、寝る直前にお風呂に入るとなかなか寝付けないなんて事ありますよね?

それは寝る前のお風呂で身体が温まって、体温がなかなか下がらないからなのです。

自律神経がコントロール

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理想はお風呂に入って体温を上げた後、1〜2時間後に眠るのがベストです。

なぜなら、人間は体温を一回上げて、下がった時が最も眠りやいからです。

 

冷え性が原因で眠れない身体を温める為に、寝る前にお風呂に入るという人もいるかと思います。

全身に血液が行き届いていると、お風呂に入って温められた血液が全身を巡り指先や足先もポカポカしてきます。

この血流は自律神経がコントロールしています。

 

自律神経である「交感神経」と「副交感神経」のバランスが崩れると血流は悪くなり、身体のあちこちに支障がでてきます。

寝る前のお風呂で身体を温め過ぎた結果、温まった血液が全身を巡り、交感神経が活発化してしまい寝付きにくくなったり、眠りが浅いまま朝を迎える事になります。

こうなっては疲れを取るはずのお風呂が逆効果です。

 

一方で、熱いお風呂に入ったのに、全然身体が温まらないという経験はありませんか?

特に寒くなると熱いお風呂に入りたくなりますよね。

熱いお風呂は一時的には身体は温まります。

しかし、熱さで血流が悪くなり身体の内側まで温める事が出来ません。

それだけではなく、身体についたお湯が蒸発する時に体温を一気に奪ってしまい湯冷めしてしまいます。

では、どんな入浴方法が良いのでしょうか?

正しい入浴方法

正しい入浴法は、40度前後のお湯に5分間肩まで浸かります。

その後、半身浴を10分ほどし、首まで30秒ほど浸かります。

 

寝る前にこんなに長くお風呂に入っていられない!!そう思いますよね?

私も同感です。

こんなに長く入る時間があれば眠りたいです。

 

どうしても15分以上浸かっていられない場合は、ヒーリングミュージックを聴いたり、お風呂場の照明を消してアロマキャンドルのみでリラックスしてみるといいですよ!

最近ではアロマバスや入浴剤、バスソルトなどリラックス効果の高いものがたくさん市販されています。

お好みの香りを選んでみるのも良いですね。

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深部体温が快眠のカギ

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深部体温という言葉を知っていますか?

人は体温計で測る皮膚体温と、脳や内臓などの身体の中の中心部の深部体温の二つがあります。

この深部体温は身体の中の中心部だけあって外の影響を受けにくいんです。

 

ですが、人は深部体温を下げないとスムーズに眠りに入れません。

深部体温を下げようと思うと、当然上げなくてはいけないのです。

深部体温は皮膚体温の様に簡単には体温は上下しません。

なので、長い時間湯船に浸かって身体の奥まで温める必要があります。

 

そして、この深部体温は外に放熱すると、身体の表面体温は上がってきます。

私もそうですが、子どもは眠くなると手が温かくなりますよね?

このタイミングがまさに布団に入るタイミングです。

 

すぐに寝たい、眠れるという方は、深部体温が下がる前にもちろん眠って構いません。

しかし、やはり下がるまでには少々の時間がかかります。

それまでの間は、普段読めなかった本や雑誌に目を通したりして、知識や教養を身につける時間にするのがおすすめです。

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ここまで、深部体温の話をしてきました。

しかし、深部体温は夜の入浴だけで上下させれば良いという訳ではありません。

食生活や生活リズム、適度な運動も関係してきます。

朝は体温が低いという低体温という女性も多いと思います。

 

低体温は36℃以下を指すます。

これは病気ではありませんが、体温が1℃下がると代謝が1〜2割ダウンしてしまいます。

代謝だけではなく血流やリンパも同じ様に機能が低下してしまうのです。

こうなると、深部体温は上下しにくくなってしまいます。

 

深部体温が下がる事で脳や臓器が疲労回復できる状態になり、心身共にしっかり休ませる事ができます。

その結果、質の良い眠りにつく事ができます。

質の良い眠りが得られれば、質の良い活動にも繋がります。

 

これを繰り返していけば代謝も上がり自律神経も乱れにくくなって、健康的な日常を送る事ができますよね。

長い目で見て、忙しい今を乗り切れる体力や気力がある内に身体をしっかり労わる事も意識しましょう!

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